HOME > 中学生の方へ > 会社の星になる!- 卒業生の現在 -:第1回 田嶋芳朗さん

INTERVIEW 卒業生の現在

トヨタ自動車株式会社勤務 田嶋芳朗さん

PROFILE

氏 名
田嶋芳朗
勤務先名
トヨタ自動車株式会社
職 業
カーモデラー
卒業年度
平成14年度
高専学科
機械工学科

トヨタ自動車株式会社勤務 田嶋芳朗さん

現在の仕事の内容を
具体的に説明してください。

自動車のデザインを、クレイと呼ばれる工業用粘土を使って造形していく仕事です。
デザイナーが描いた絵を見ながら、設計要件を織り交ぜつつ実際の製品として成立するよう形を決めていきます。
粘土を使用しているとはいえ、実際の製品よりも当然精度良く仕上げないといけないため、コンマ台の精度で大きな車を作るので、センスと共にかなり職人的な技能も必要な職種です。

Q1あなたがこの仕事を選んだ理由は?

元々自動車が好きだったのが一番の理由ですが、自分は自動車の要素の中でも一番デザインに惹かれていたので、その分野に進もうと思いました。
ただ、デザイナーの様に絵を描いたりプレゼンをするというよりも、高専で勉強したような、自分の手を動かした現場での仕事に興味を持ったので、モデラーという道を選びました。

Q2あなたの社会人としての将来の夢は?

デザイン部で仕事をしている以上、自分の携わった車が世界中を走る日が来ることが一番の夢です。 またモデラーという仕事はあまり世間では知られていませんが、良いデザインを目指す上では無くてはならない職業です。 将来的には社内で認められ、「こんな造形はこいつにしかできない」と言われるようなモデラーになりたいです。

Q3福井高専で学んだ中で、
どんなことがあなたの仕事に役に立っていますか?

自分は4年生の時にロボコンに参加しましたが、その時の「できるまで最後までやりきる!」という経験は、デザイン作業にも通じ、今に生きていると思います。
実習工場で夏休み中にも汗を流してロボットを作っていましたが、あの時の黙々と何かを作る楽しさが、モデラーという職業を選んだ大きな理由にも繋がりました。

Q4福井高専の5年間の中で、印象に残っていることは何ですか?

やはり、ロボコンへの参加ですね。東海北陸地区大会では優勝できましたが、全国大会ではベスト4でした。 しかし、小学校の頃から見ていたロボコン全国大会での舞台で、自分の作ったマシンが動くのを見られたときは感動でした。

Q5未来の高専生に、先輩のあなたからアドバイスをお願いします

高専は個性的な同級生・先生も多く、おそらく普通の高校よりも貴重な経験ができると思います。
5年制という事もあり、量よりも質の高い人間関係も得られました。しかし、逆に言えば自分のやりたいこととのギャップが発生した場合、なかなか路線変更しにくいかもしれません。
勉強をおろそかにすると進級できないこともあります。普通の高校よりも学生の自主性が試される事が多いです。
自分の進路を考える時、ただ漠然と高専を選ぶのではなく、一度オープンキャンパス等に参加してみて「自分の将来にとって高専のカリキュラムが必要だ」と思える人は、ぜひ選択肢に入れてほしいと思います。

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