機械工学科

卒業生の進路

福井高専 機械工学科を卒業した学生は、進学就職の進路を選択します.

進学する学生は、より高度な専門的学習と研究を行うため、高専専攻科への進学や大 学3年への編入を行います.大学編入の場合、国立大学の工学部を中心とする学科や技術科 学大学へ進学し、科学技術者として活躍しています.編入後、大学院へ進学し研究者として 活躍している学生もいます.

就職する学生は、機械工学科で学んだ経験と知識を活かして、自動車・鉄道・航空・ 工作機械などの機械関連企業をはじめ、電子部品・情報機器・化学・製薬などの機械分野 以外の企業へ就職し、エンジニアとして活躍しています.

 

進学

【専攻科】

福井高専専攻科 生産システム工学専攻

【国立大学】

 豊橋技術科学大学 機械工学課程/長岡技術科学大学 機械創造工学課程東京農工大学 機械システム工学科三重大学 工学部 機械工学科岐阜大学 工学部 機械工学科 知能機械コース富山大学 工学部 機械知能システム工学科金沢大学 理工学域 フロンティア工学類福井大学工学部 機械・システム工学科 機械工学コース/etc.

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就職

【県内】

 松浦機械製作所<工作機械メーカー>/エイチアンドエフ<総合プレス機械メーカー>セーレン<繊維メーカー>シャルマン<眼鏡フレームメーカー>福井村田製作所<電子部品メーカー>信越化学工業<化学メーカー>etc.

【県外】

 キャノン<精密機器メーカー>パナソニック<電気機器メーカー>京セラ<電子部品・電気機器メーカー>三菱電機エンジニアリング<電子・電気機器関連会社>DMG森精機<工作機械メーカー>東海旅客鉄道(JR東海)<鉄道事業会社>東京ガス<ガス会社>北陸電力<電力会社>etc.

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卒業生のことば

入社以来、自動車のエンジンの生産技術に携わっています。生産技術は、まさに「ものづ くり」の現場に関わり、設計部門から上がってきた図面を形にしていく仕事。なかでも私 は、エンジンの重要部品のひとつであるシリンダーブロックの生産ラインを担当し、高精 度でありながら効率的に製造する手法を追求しています。シリンダーブロックの機械加工は すべて自動化されていますが、そのプロセスには穴あけや切削など200に及ぶ工程があり、 専用の設備が導入されています。そこで用いられる工具や工法などを改善すれば、生産性 がさらにアップする。それが結果として、三菱自動車の競争力強化にも貢献していく。当 社では、基本的に生産技術のスタッフにそれぞれひとつのラインが任され、その改善を主 導していきます。私も2年目からシリンダーブロックを担当しており、どうすればもっと生 産効率を上げることができるのか、日々頭を悩ませています。

生産技術の立場から、設計部門と関わる機会もよくあります。例えば、設計図面を見て 「この形状を変更すれば生産効率が上がる」と思えば意見を出し、妥当であれば受け入れ られます。逆に設計側から「エンジンの性能向上に必要なのでぜひ実現したい」と難しい 加工を要求されることもありますが、それがユーザーの方々に喜んでもらえることにつな がるのだと思うと、おのずとモチベーションが湧いてくる。そして自分が考え抜いてつく りあげたシリンダーブロックが、生産ライン上でまさに思い通りの形となって目の前に現 れる瞬間が、私にとっての何よりのやりがいです。これから自動車がどんなに進化しよう と、「ものづくり」を手がける限り、生産技術は必ず求められる。私もまずはこの生産技 術を究め、そしてゆくゆくは「ものづくり」に関わるいろんな仕事に挑戦し、チャンスが あれば海外での新工場立ち上げも経験してみたいと、そんなビジョンを描いています。