環境都市工学科

学生・教職員の活動

専攻科生が令和5年度国立高等専門学校機構理事長特別表彰を受賞しました

2024.03

本校環境システム工学専攻2年の角屋 亘紀さんが、令和5年度国立高等専門学校機構学生表彰において理事長特別表彰を受賞し、3月26日に学術総合センターで行われた授与式で表彰されました。
この受賞は、筆頭著者として執筆した英語論文が査読を経て国際的学術誌に掲載されるなど研究活動での顕著な功績が評価されたものであり、今年度の理事長特別表彰は全国51校55キャンパスの国立高等専門学校に在籍する約5万人の高専生のなかから6名が選出されました。

福井高専から一級建築士の最年少合格者が出ました

2024.01

2023年12月25日に一級建築士の合格者が発表されました.受験者数34,479人に対して合格者数は3,401人であり,合格率は9.9%でした.なお,今年度の福井県内の合格者数は21名,また23歳以下の一級建築士の合格者は384名でした.その内訳として,22歳が約110名,21歳が約30名,20歳は数名でした.
福井高専の環境都市工学科の卒業生からは2名合格しました.その中で,福井高専専攻科の矢坂遥さんは国内最年少(学年)の合格者となりました.矢坂さんは環境システム工学専攻の1年生(大学3年生に相当)に在籍しています.
もう一人の合格者となった埜村駿君は本校卒業から2年目(社会人2年目,大学4年生に相当)となります.現在,埜村君はきんでん株式会社の建築部門に勤務しています.
これまでの福井高専における最年少合格者は,2021年度において社会人3年目の卒業生でした.この実績を受け継いで,矢坂さんと埜村君は環境都市工学科5年生在籍時から計画的に一級建築士の受験勉強などに取り組んでいました.今回の複数名の合格者輩出の実績は,これまでの本学科における取組みに対する大きな成果となりました.
なお,福井高専環境都市工学科の建築に関するカリキュラムの量は,他高専の建築学科と比べて約半分,4年生大学の場合と比べて三分の一未満となります.このカリキュラム不足を克服するために,福井高専の学生たちは短時間で効率良く建築設計に取り組んでいます.これによって,学生時代に建築士が取得できる具体的な方法が明らかになりました.

土木学会関西支部高専学生対象講演会を開催しました

2023.12

公益社団法人土木学会関西支部のご支援を受けて,2023年12月20日に本校コミュニティールームにおいて高専学生対象講演会が開催され,環境都市工学科2~4年の学生と教職員の約130名が聴講しました.講師は本校土木工学科1995年度卒業生の古田竜一さんであり,現在は一般財団法人リモート・センシング技術センターの研究開発部長として活躍されています.
 講演題目は「人工衛星による地球観測って何だ?~衛星リモートセンシング入門~」であり,我が国で50年を迎えた人工衛星による地球観測技術の一つである衛星リモートセンシングに焦点をあて,どのような技術で,どのようなことができるのか,また,どのように社会で利用されているのか,どのように社会に貢献できるのか,などについて分かりやすくお話しをしていただきました.学生からは,防災,農業,温暖化対策など様々な分野で利用されていることに対する驚きの声が聞かれました.最後に,専門の土木工学にリモートセンシングを組み合わせることで学際的な研究に携わってきたご自身のエピソードが紹介され,当学科の先輩という立場から,プラスワンの技術を持つことの重要性を学生に伝えていただきました.

第19回学生設計作品合同講評会で受賞しました

2023.12

2023年12月16日(土)に日本建築学会北陸支部福井支所の主催による第19回学生設計作品合同講評会が福井大学工学部建築・環境都市工学科で開催されました.ここで,本校の環境都市工学科4年生の林 智央君が昨年から2年連続で優秀賞を受賞しました.この講評会に出展する作品は福井県内の福井大学,福井工業大学と福井高専の学生達によるものです.今回の審査員は福井県と石川県で活躍する一級建築士の方々です.なお,大学生の建築設計に取り組む時間は福井高専の場合と比べて4倍以上もあります.従って,建築学科の大学生の作品レベルが高くなります.そのために,福井高専の学生たちは短時間で効率良く建築設計に取り組んでいます.これによって,本校の学生達の設計能力は昨年度から全国レベルで評価されるようになりました.

3次元木造CAD体験会を行いました

2023.12

日建学院,福井コンピュータアーキテクト株式会社による3次元木造CAD体験会を開催しました。この講座は環境都市工学科4年生のキャリア教育の時間を活用して開催したもので,同学科4年生11名が受講しました。講義では,3次元木造CADソフトを使って建物の意匠設計や確認申請(彩光・換気・排煙・壁量)などを体験しました。学生は本講義を通じて木造住宅の設計について理解を深めました。

吉野瀬川ダム建設工事を見学しました

2023.12

環境都市工学科4年生の施工管理学の時間を活用して開催したもので,同学科4年生41名及び非常勤講師の谷口先生(株式会社高野組)、引率教員が現場見学しました。株式会社安藤・間の方より吉野瀬川ダム建設工事の説明を伺い,福井県の方より河川改修事業について説明を受けました。地元のダム建設について理解を深めることができました。

デザコン2023 in 舞鶴 構造部門に出場しました

2023.12

11月11日(土),12(日)に京都府舞鶴市で「第20回全国高等専門学校デザインコンペティション in 舞鶴」が開催されました.本学科からは構造デザイン部門 2チーム,創造デザイン部門 1チーム,AMデザイン部門 3チームがエントリーしました.構造デザイン部門では40kgの荷重+衝撃荷重に耐える軽量な紙の橋について競い合いました.54チーム中 13位(重さ444.3g),17位(511.5g)と健闘しました.

第3回近畿学生住宅大賞において3年連続で入賞しました

2023.12

2023年12月2日(土)に第3回近畿学生住宅大賞の表彰式が大阪府建築健保会館6階ホールで開催されました.環境都市工学科5年生の寺前海斗君が,株式会社ハマキャストと株式会社吉住工務店の2つの企業からの企業賞を受賞しました.第3回近畿学生住宅大賞の主催は大阪府建築士会などで構成された近畿建築士会協議会であり,近畿地方の大学生を対象とした住宅設計コンテストです.今回の受賞によって,本校の企業賞は3年連続となり,複数社の受賞は2年連続となりました.寺前君の作品は「そばを干す家」であり,最年少での受賞でした.今回の作品は福井高専の設計製図の授業の中で修得した計画原論と設計技術を活用して制作したものです.なお表彰式では,福井高専学生の参加を主催者から高く評価いただきました.福井高専における住宅設計の取組みが近畿地方の建築業界から注目されています.
リンク:近畿学生住宅大賞

校外研修を行いました

2023.10

10月18日(水)に環境都市工学科2年生40名と引率教員3名で校外研修を行いました.
午前中は足羽川ダムを見学しました.はじめにダムギャラリーあすわにて事業概要を説明していただき,ダムの必要性や工事の規模の大きさを学びました.足羽川ダムは流水型ダムとなっており,洪水時に貯水することで下流域での洪水被害を軽減することができます.また,工事現場でコンクリートを製造するためのプラントについても説明していただきました.
午後には武生商工高校のリノベーション工事現場を見学しました.既存の構造物の柱や梁をそのまま活用してつくり直すことで,新たな価値を生み出しています.建物内に積極的に福井県産の木材(杉)を取り入れ,快適性を高めています.
今回の校外研修を通して,日頃の学習意欲の向上や将来の目標の参考にしてほしいと思います.

体育祭で環境都市工学科が総合優勝

2023.09

9月27日(水)、本校の第58回体育祭が開催されました。環境都市工学科の黄組が競技の部で2位、応援・デコレの部で優勝し、総合優勝を果たしました。

専門基礎Ⅰの授業でミニ実験と先輩講座を行いました

2023.7

専門基礎Ⅰの授業では,土木や建築に関連するミニ実験を行っています.「構造」「地盤・建物」「材料」といった3テーマを3週にわたって学びました.これまでは座学で専門の基礎について学んできましたが,実際に目で見て,作ってみることで,学びが深まったのではないかと感じます.また,先輩講座も開講され,本学科卒業生の3名が講演をしてくださいました.学生たちは,それぞれの分野(市役所,建設コンサルタント,ハウスメーカー)で活躍している先輩方の話に聞き入り,活発な質疑応答が行われました. 聴講した学生からは「自分も充実した学生生活を送りたい!」「将来のことを考えるきっかけになりました」などといった前向きな声が多くあがりました.今回の先輩講座は,進路について考える大変貴重な機会になったと思います.この経験が刺激となり,これまで以上に勉学に励んでくれることを期待しています.

ラジオ番組「技術のミカタ」に環境都市工学科の3年生と卒業生が出演しました

2023.07

「技術のミカタ」というFMラジオの番組に、環境都市工学科3年生の松田君と卒業生の小林さんが出演しました。これは日本技術士会が提供しているラジオを利用した技術士の広報番組です.松田君は2022年度の技術士第一次試験に2年生で合格し、小林さんは2021年度の技術士第二次試験に史上最年少で合格したことがきっかけで、この番組への出演となりました。番組は以下のYouTubeで聴くことができます。
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=jb1lLODZC7E

環境都市工学科1年生が福井県の公共事業を学ぶ校外研修を行いました

2023.05

4月28日(金)に環境都市工学科1年生42名と引率教員3名で、専門基礎Ⅰの授業を利用して福井県の公共事業を学ぶ校外研修を行いました。まず、福井土木事務所において職員の方より土木と建築に関する職務内容の説明を伺いました。その後、今夏に開所予定の一時保護所の工事現場を訪問し、県産材を多く取り入れた木造平屋の建物の特徴について学びました。次に、今秋に完成予定の県道清水美山線とJR北陸本線が交わる半田踏切の立体交差化の工事現場を訪問し、安全で円滑な交通を確保する道路工事の進め方について学びました。4月とは思えない汗ばむ好天に恵まれ、貴重な建設現場を見学することができたと同時に、当学科の先輩方の活躍を目にする良い機会となりました。なお、この見学会では学科創設50周年事業の基金を利用させて頂きました。

BIM体験会を行いました

2023.05

日建学院,福井コンピュータアーキテクト株式会社によるBIM体験会を開催しました。この講座は環境都市工学科4年生のキャリア教育の時間を活用して開催したもので,同学科4年生41名が受講しました。講義では,BIMソフトを使って建物モデルを作成しながら仕上げ情報やコスト情報を入力し、総工費を算出する体験をしました。学生は本講義を通じて建築ビジネスの効率化について理解を深めました。

第3回インフラテクコン2022の交流会に参加しました

2023.02

2023年2月24日(金)にインフラマネジメントテクノロジーコンテスト実行委員会(NPO法人シビルNPO連携プラットフォーム公認事業)の主催によるインフラテクコン2022の交流会(表彰式)に本校の学生達が参加しました.インフラテクコン2022は全国の高専生からの都市インフラに関する技術提案の完成度について競い合うコンペです.
ここで,環境都市工学科4年生と物質工学科3年生によるチーム「砂防with折紙」がグランプリに加えて,東日本旅客鉄道株式会社から「JR東日本優秀賞」を受賞しました.また,チーム「スマートヒートポンプ」は株式会社ガイアートから「ガイアート賞」と佐藤工業株式会社から「これからもインフラを愛シマ賞」を受賞しました.
最終審査の動画は以下のYouTubeをご覧ください.
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=FdA2Fq2vMrM&list=PL_oRdB1uRbxF_iKLwvorF5IoFX5uWbK1T&index=7

第2回高校生まちづくりコンテストで審査員特別賞を受賞

2023.02

2月12日(日)、玉川大学で第2回高校生まちづくりコンテストが開催されました。
環境都市工学科3年生の大澤君、髙間さんが「MRで廃校復活作戦!!」という内容でプレゼンテーションを行い、177チーム中3位となる審査員特別賞を受賞しました。

全国高専デザインコンペティション2022 in ARIAKE

2022.12

12月10日(土),11(日)に大牟田市で「第19回全国高等専門学校デザインコンペティション in ARIAKE」が開催されました.
本学科からは構造デザイン部門 2チーム,創造デザイン部門 1チーム,AMデザイン部門 1チームがエントリーしました.
構造デザイン部門では50kgの荷重に耐える軽量な紙の橋について競い合いました.54チーム中 14位(重さ141.6g),35位(276.9g)と健闘しました.

第3回インフラテクコン2022でグランプリを受賞しました

2022.12

2022年12月21日(水)にインフラマネジメントテクノロジーコンテスト実行委員会(NPO法人シビルNPO連携プラットフォーム公認事業)の主催によるインフラテクコン2022が開催されました.インフラテクコン2022は全国の高専生からの都市インフラに関する技術提案の完成度について競い合うコンペです.ここで,環境都市工学科4年生と物質工学科3年生によるチーム「砂防with折紙」がグランプリを受賞しました.
受賞したテーマは「日本最古の透過型砂防堰堤の発見と新しい遊水池の計画手法の提案」です.本テーマによって,戦国時代に建造された一乗谷の上城戸が日本最古の砂防堰堤であることがわかりました.また,透過型砂防堰堤の川下と川上側に遊水池が必要となることも明らかにしました.そこで,本チームはこの遊水池を最大限活用するために,折紙を用いた地下貯水システムの試作品を開発しました.本テーマの成果が実現できた場合には,市街地の限られた空間において最大限の治水効果が得られます.

最終審査の動画は以下のYouTubeをご覧ください.
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=FdA2Fq2vMrM&list=PL_oRdB1uRbxF_iKLwvorF5IoFX5uWbK1T&index=7

全国高専デザインコンペティション創造部門で審査員特別賞を受賞

2022.12

12月11日(土)、12日(日)の2日間で全国高専デザインコンペティションが有明で行われました。環境都市工学科4年生の窪田君が石川高専の学生3名との2高専合同チームで作品の制作、プレゼンを行い福井高専で初となる創造部門で審査員特別賞を受賞しました。

第18回学生設計作品合同講評会で受賞しました

2022.12

2022年12月10日(土)に日本建築学会北陸支部福井支所の主催による第18回学生設計作品合同講評会が福井工業大学で開催されました.ここで,環境都市工学科3年生の林 智央君が優秀賞を受賞しました.この講評会に出展する作品は福井県内の福井大学,福井工業大学と福井高専の学生達によるものです.
学生の作品の評価者は福井県内で活躍する一級建築士の方々です.毎年,大学生の作品レベルが高いため,福井高専の学生の受賞は困難でした.しかし,今年度から本校の学生達の複数の作品が全国レベルで評価されるようになり,本校の学生達のプレゼンは自信に満ちたものとなっていました.

国交省福井河川国道事務所長による特別講義を開催

2022.12

令和4年12月9日,環境都市工学科4年生を対象に,橋本亨福井河川国道事務所長に特別講義を行って頂きました。橋本所長からは「道路の維持管理と防災対策」と題して,道路行政,老朽化対策,予防保全,新技術の活用,福井の大雨災害とその対応などについて,密度の濃い話を聞くことができました。講演後には多くの質問が出るなど,聴講学生はキャリア形成の一環として新たな知識を得ようと真剣な様子でした。

第2回近畿学生住宅大賞で受賞しました

2022.12

2022年12月3日(土)に第2回近畿学生住宅大賞の表彰式が大阪府建築健保会館6階ホールで開催され,環境都市工学科3年生の林智央君と5年生の大久保洋平君の2名が受賞しました.第2回近畿学生住宅大賞の主催は大阪府建築士会であり,近畿地方の大学生を対象とした住宅設計コンテストです.昨年に引き続き,2年連続で関西電力株式会社からの企業賞を受賞しました.3年生の林君の作品は「地中熱と薪ストーブを活用した快適空調住宅」であり,最年少での受賞でした.5年生の大久保君の作品は「水と共にある家」であり,株式会社吉住工務店と株式会社総合資格関西本部からの2つの企業賞を受賞しました.両名の作品は福井高専の設計製図の授業の中で修得した計画原論と設計技術を活用して制作したものです.なお,今年度の大学生を対象とする学外の建築設計コンペにおいて,福井高専から合計3名の学生が応募し,全員が受賞しました.
第2回近畿学生住宅大賞:https://www.aba-osakafu.or.jp/kinki/

環境都市工学科卒業生が史上最年少で技術士資格を取得しました

2022.11

 環境都市工学科を2016年度に卒業した西野亜海さんが,2021年度技術士第二次試験に合格し,史上最年少(25歳)で技術士(建設部門)の国家資格を取得したことを田村校長に報告しました.
 当学科では技術士一次試験合格者に対し,受験料の補助や5年生の選択科目1単位に単位振替(評定は秀)できる制度を設けています.西野さんは在学中に一次試験に合格しており,このことが今回の最年少合格に繋がりました.今後も学生の皆さんが資格取得にチャレンジすることを期待します.
関連記事:
https://www.fukui-nct.ac.jp/notice/85816/
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1659417

3年生が研修旅行に行きました

2022.11

環境都市工学科の3年生が研修旅行に行きました.1日目は京都市役所新庁舎及び公共建築現場見学,国土交通省近畿地方整備局天ケ瀬ダム,2日目は阪神高速先進技術研究所震災資料保管庫にて研修を行いました.京都市では本学科卒業生3名が講演をしてくださいました.進路について考える大変貴重な機会になったと思います.この経験が刺激となり,これまで以上に勉学に励んでくれることを期待しています.

4年生が文化体験日に福井駅前南通り地区市街地再開発事業の現場を見学しました

2022.11

11月1日(火)の文化体験日に、4年生が福井駅前南通り地区市街地再開発事業の現場を見学し、事業概要、建築物の構造、技術者の心構えなどについて学習しました。

校外実習報告会および審査会が行われました

2022.10

10月24日(月)、環境都市工学科4年生が夏期休業期間中に企業などで実施したインターンシップについての報告会が開催されました。発表時間は一人4分間と短い時間でしたが、実習で学んだことをしっかり報告していました。

第28回北陸の家づくり設計コンペで受賞しました

2022.10

2022年10月22日(土)に第28回北陸の家づくり設計コンペの授賞式が富山県民小劇場オルビスで開催されました.環境都市工学科3年生の林 智央君が佳作を受賞しました.北陸の家づくり設計コンペは北陸地方の住宅設計コンテストであり,応募対象は高校生から大学院生までです.この設計コンペは北陸地方において建築を志す学生にとっての住宅設計の登竜門です.
林君の作品は高校生の応募作品の中から選ばれた優れたものです.彼の作品は高専3年間の設計製図の授業の中で修得した計画原論と設計技術を活用して制作したものです.
これから来年度の様々な設計コンペに向けて,更なる上位受賞を目指して,林君を含む福井高専生は建築設計の技術を向上に取り組みます.
北陸の家づくり設計コンペ:https://www.odakehome.co.jp/compe

体育祭で環境都市工学科が総合優勝

2022.10

10月9日(日)、本校の第57回体育祭が開催されました。環境都市工学科の黄組が競技の部で2位、応援の部で優勝し、総合優勝を果たしました。

木の家設計グランプリ2022で受賞しました

2022.10

2022年10月1日(土)に木の家設計グランプリ2022の授賞式が開催され,環境都市工学科5年生の浅井 翠さんがアンダー20賞を受賞しました.木の家設計グランプリ2022は建築界注目の現役学生の木造住宅設計コンテストであり,応募対象は大学院生までです.この設計コンペは建築を志す学生にとっての住宅設計の登竜門です.アンダー20賞の内容は応募作品の中から1点選ばれ,賞金は10万円です.なお,銅賞(1点)の内容は賞金5万円です.浅井さんの作品は20歳以下の応募者の中から最も優れた作品でした.彼女の作品は高専5年間の設計製図の授業の中で修得した設計技術を活用して完成させたものです.
今後,2年生と4年生の設計製図の授業では,福井県内で活躍する複数の建築家による設計指導が実施されます.なお,これまでの福井高専の学生達の設計作品を見て,建築家の方々は,福井県内の建築業界を活性化させる起爆剤となることを期待しています.
木の家設計グランプリ:http://www.dentoumirai.jp/

福井高専「キャンパスツアー2022」が行われました

2022.9

キャンパスツアー2022が行われ、5年生の学生が日頃行っている9つの実験(水理学、防災、建築構造計画、環境工学、建築計画、コンクリート工学、地震工学、UAV測量ブース、建築MR)を中学生に紹介しました。

最先端の住宅を学ぶ見学会を開催しました

2022.9

2022年9月16日(金)に,環境都市工学科1年生から4年生を対象として,最先端の住宅を学ぶ見学会が開催されました.見学先は,株式会社積水ハウス総合技術研究所 納得工房です.この見学会の目的は,実際の住宅設備などの設計方法と施工方法を修得することです.見学会の内容については,住宅を設計するために必要となる様々な工夫が実物として再現され,実際の展示物に触れながら,設計者の工夫と仕組みを体験しました.この体験を通じて,設計の重要性が体感でき,設計に必要となる裏付けデータの重要性が理解できました. 今後の設計製図の授業では,福井県内で活躍する建築家の支援を頂きながら設計指導は実施されます.今回の見学会を通じて,福井高専の学生達が実務に卓越した建築家の指導を吸収できることを期待しています.

環境都市工学科3年生がフクイ建設技術フェア2022に参加しました

2022.9

環境都市工学科3年生の35名がフクイ建設技術フェア2022(9月7日~8日)へ伺い、ICT重機や高所作業車の試乗、建設技術の体験を行いました。貴重な経験をすることが出来ました。また、環境都市工学科としてブースを出展し、各教員の研究活動や教育活動をパネルで紹介しました。

専攻科2年の井波君が国際シンポジウムでBest Presentation Awardを受賞しました

2022.8

8月17日と18日にかけて行われた国際シンポジウム”The 20th International Symposium on Geo-disaster Reduction”で,専攻科2年の井波君が防災性に課題がある地域での,まちづくり計画の参加型合意形成ツールの開発に関する内容でBest Presentation Awardを受賞しました.

著名な建築家、宗本順三氏に設計指導していただきました

2022.8

2022年8月3日(水)に,環境都市工学科3年生と5年生を対象として,設計指導が開催されました.講師は,京都大学名誉教授であり建築家の宗本順三氏です.この設計指導の目的は設計コンペに必要となるデザイン手法を修得することです. 3年生の授業では,学生達が設計した住宅に関して,実務で必要となる専門知識の活用方法が教授されました.5年生の授業では,個別の設計指導に加えて,実際に提案した事務所ビルのコンペ資料が紹介されました. 今後の設計製図の授業では,国内外で活躍する建築家の支援を頂きながら設計指導は実施されます.この活動を通じて,福井高専の学生達による設計作品が学外の設計コンペで高い評価を受けることを期待しています.

環境都市工学科3年生が校外研修を行いました

2022.7

7月20日(水)に環境都市工学科3年生41名と引率教員2名で建設材料学Ⅱの授業を利用して校外研修を行いました。株式会社日本ピーエスへ伺い、工場見学および施設内にある「橋のミュージアム」の見学を行いました。貴重な工場見学をすることができたと同時に、当学科の先輩方の活躍を目にする良い機会となりました。

専門基礎Ⅰの授業でミニ実験と先輩講座を行いました

2022.7

6月23,30日,7月7日の授業では,土木や建築に関連するミニ実験を行いました.「構造」「地盤・建物」「材料」といった3テーマを3週にわたって学びました.これまでは座学で専門の基礎について学んできましたが,実際に目で見て,作ってみることで,学びが深まったのではないかと感じます. 7月14日の授業では先輩講座が開講され,本学科卒業生の3名が講演をしてくださいました.学生たちは,それぞれの分野(市役所,建設コンサルタント,ハウスメーカー)で活躍している先輩方の話に聞き入り,活発な質疑応答が行われました. 聴講した学生からは「自分も充実した学生生活を送りたい!」「将来のことを考えるきっかけになりました」などといった前向きな声が多くあがりました.今回の先輩講座は,進路について考える大変貴重な機会になったと思います.この経験が刺激となり,これまで以上に勉学に励んでくれることを期待しています.

福井県で活躍している建築家に設計指導していただきました

2022.7

2022年7月6日(水)に,環境都市工学科3年生41名を対象として,設計指導が開催されました.講師は,公益社団法人日本建築家協会に所属する建築家の原田 学氏と前田裕之氏です.この設計指導の目的は建築家を目指す若者を増やすことです. 授業の内容は,3年生の学生達が設計した住宅に関して,間取りを含むデザインなどを具体的に指導します.この授業を通じて,住宅設計に対する学生の意欲に比例して,3Dモデルの出来栄えが良くなることがわかりました.また,住宅設計を始める時期は2年生の後期からです.学生の住宅設計の経験は1年未満です.しかし,2名の講師の先生方の感想については,プロレベルに近い表現力豊かな3Dモデルがあったことです. 今後の設計製図の授業は,福井県内で活躍する建築家の皆様から支援を頂きながら実施します.この活動を通じて,福井高専から若い建築家が多く輩出されることを期待しています.

SNSを活用した情報収集の体験学習講座を開催しました

2022.6

KDDI株式会社 スマホde防災リテラシー専任講師の方によるSNSを活用した情報収集の体験学習講座を開催しました。この講座は本校環境都市工学科の特別活動の時間を活用して開催したもので、同学科の3年生41名が受講しました。講座では大災害発生という想定のもと、複数の班に分かれて机上の地図を見ながらスマホとSNSを活用して災害情報を集め、安全な避難経路や避難所、救助に向かう場所を地図上で特定しました。学生は本講座を通じて、信頼できる情報を見極め、必要な情報を正しく発信することを学ぶ「情報リテラシー教育」や、自助と共助の大切さ、災害時に必要な知識や気づきを学ぶ「防災教育」の理解を深めました。

環境都市工学科1年生が福井県の公共事業を学ぶ校外研修を行いました

2022.5

5月27日(金)に環境都市工学科1年生41名と引率教員3名で、専門基礎Ⅰの授業を利用して福井県の公共事業を学ぶ校外研修を行いました。まず、丹南土木事務所において職員の方より土木と建築に関する職務内容の説明を伺いました。その後、来年の春にオープン予定の道の駅「越前たけふ」を訪れ、建物のデザインコンセプトや道の駅の目的と機能について学びました。次に、基礎掘削工事が行われている吉瀬川ダムの建設現場を訪問し、ダムの構造の種類や工事の進め方について学びました。心配していた天候も大きく崩れることなく、貴重な建設現場を見学することができたと同時に、当学科の先輩方の活躍を目にする良い機会となりました。なお、この見学会では学科創設50周年事業の基金を利用させて頂きました。

資格取得セミナーを開催しました

2022.5

5月24日(火)の放課後,本科と専攻科の環境都市系学生の希望者46名を対象に,「技術士への第一歩」と題して,技術士の資格取得を支援するセミナーを開催しました.講師は資格取得支援活動をされているAPEC-semi代表の鳥居直也氏です.技術士制度の内容とともに,第一次試験の過去問を利用した問題を解くためのテクニックを教えて頂きました.これまでに第一次試験や第二次試験の最年少合格者となった当学科学生のエピソードも披露され,大変有意義なセミナーとなりました.なお,このセミナーでは学科創設50周年事業の基金を利用させて頂きました.

環境都市工学科1年生が学科棟見学を行いました

2022.4

4月21日(木)3限目,環境都市工学科1年生の授業である専門基礎Ⅰにおいて,学科棟の見学会を行いました.3班に分かれて棟内外の実験室や実験装置を見学し,これから座学以外で学ぶ内容を予習しました.写真は環境都市工学科棟3階のデザインスタジオでの見学の様子です.見学した1年生に気になった実験装置を聞いてみたところ,地震動の揺れを再現する振動試験機と波を造り出すことができる2次元造波水槽を挙げた学生が多く見受けられました.

インフラテクコン2021において地域賞を受賞

2022.3

2022年3月11日(金)東京都千代田区のアーツ千代田3331において,第2回インフラテクコン2021の表彰式が開催されました.このコンペに参加した学生は全国の高専生です. 福井高専の環境都市工学科の3年生のチーム「ダムとトンネル」が「汎用デジタルデバイスを用いた写真測量の研究開発」を応募し,最終選考に進みました.表彰式には寺前海斗君と野々垣修慶君が出席し,そこで地域賞を受賞しました.また,企業賞は株式会社熊谷組様とDoboku Lab.様から頂きました. チーム「ダムとトンネル」の提案した内容は,市販のデジタルカメラを用いた写真測量で複数の建築物を3Dモデルに再現したことです.ここで得られた手法を用いることで,地形の起伏なども再現できることが明らかになりました.成果発表会では,彼らは3Dモデルと流体数値シミュレーションを用いて,戦国時代の一乗谷川の外水氾濫の予測結果を説明しました. 今回の表彰式の講評において,発表内容が高度な学術的意義を有することがわかりました.そこで,これまでに得た研究成果は学会発表することを勧められたことです.今後,戦国時代の洪水対策の効果を定量的に明らかにすることがチームの目標となります.

5年生の卒業研究の成果発表が行われました

2022.3

3月3日に5年生の卒業研究の成果発表が行われました。全部で35テーマの研究発表が行われ活発な議論が交わされました

環境システム工学専攻(環境都市系)の2年生が特別研究Ⅱの成果発表が行われました

2022.1

1月26日に専攻科 環境システム工学専攻(環境都市系)の2年生が特別研究Ⅱの成果発表が行われました。全部で6テーマの研究発表が行われ活発な議論が交わされました

3年生の女子4名が建築甲子園で奨励賞を受賞

2022.1

日本建築士会の主催による2021年「建築甲子園」に応募し、3年生の作品「梵 soyogi 〜自然あふれる地区センター〜」が奨励賞を受賞しました。

福井高専の卒業生の中で,一級建築士の最年少合格者が出ました.

2022.1

2021年12月に一級建築士の合格者が発表されました.受験者に対する合格率は9.99%でした.合格者の中で23才以下の合格者は7.6%でした.以上から23才の合格者は1000人の受験者に対して8名以下となります.このように,医師免許などと比べても,一級建築士の難易度はかなり難しいことがわかります.今回,本校の卒業生である高橋未紗さん(23才)が社会人3年目で見事,一級建築士に合格しました.現在,高橋さんは大和ハウス工業株式会社福井支店の集合住宅工事課に在職しています.これまでの業務内容は集合住宅の施工管理です.会社側の手厚いサポートもあり,高橋さんは入社1年目から業務と受験勉強を両立していました.なお,社会人1年目で二級建築士を取得し,集合住宅の作業所責任者として活躍しています.一級建築士を目指して,高橋さんは5年生から基礎学力の向上のために,勉強時間は1日2時間を継続しました.5年生の冬から卒業研究と並行して,資格学校に通いました.そして23才となった時から,遊び時間は全て受験勉強に充てたそうです.このような集中力と精神力は学生時代に鍛錬して積み上げた結果です.なお,高橋さんは本科4年生の時,日本建築学会で研究を発表し,北陸支部の大学院生を対象とする若手優秀プレゼンテーション賞を受賞しました.また,本科5年生の12月の時に,高橋さんは筆頭筆者として査読論文を投稿し,その論文は日本建築学会で採択されました.現在,高橋さんが始めた研究活動は後輩達にも受け継がれています.この伝統を引き継ぐことで,今後も一級建築士の合格者の輩出が期待できます.

3年生が学生寮工事を見学しました

2021.12

12月13日(月)の環境都市工学実験実習Ⅱの時間を利用して、環境都市工学科3年生40名がキャンパス内で行われている混住型学生寮新営工事の現場を見学しました。食堂に柱のない大空間を設けるため天井架構にプレストレストコンクリート構造が採用されており,コンクリートを打設する前の型枠内にセットされたシース管内に鋼材を挿入する様子を見学しました。見学にご協力いただいた西田建設株式会社の関係者各位に感謝申し上げます。

「デザコン2021 in 呉」創造部門 参加報告

2021.12

12月4日(土)に呉市で「第18回全国高等専門学校デザインコンペティション」が開催されました.本学科からは構造デザイン部門 1チーム,創造デザイン部門 1チーム,AMデザイン部門 1チーム(環境システム工学専攻(環境都市系)1名を含む3名)がエントリーしました. AMデザイン部門では16作品の中から、専攻科1年の竹内睦さん、森川凱都さん、田中太樹さんのチームが提案した「光って充電ためるくん」が審査員特別賞を受賞しました。

第一回近畿学生住宅大賞において関西電力㈱から企業賞を受賞

2021.11

2021年11月27日(土)大阪府建築健保会館 6階ホールにおいて,近畿建築士会協議会が主催する第一回近畿学生住宅大賞の表彰式が開催されました.
この設計コンペに参加した学生は近畿圏における建築学科の大学生です.
なお,展示された作品は主要な大学の作品でした.そのため,作品の完成度は非常にレベルの高いものでした.
福井高専の環境都市工学科の3年生の後藤和瑚さんが,「余熱を利用したZero Energy House 水冷装置の活用」を応募し,関西電力株式会社の企業賞を受賞しました.
受賞した学生の多くは大学3年生であり,受賞者の中で後藤さんは最年少でした.
後藤さんの作品は,住宅の外壁に水道管を張り巡らし,土間と薪ストーブを配置した住宅です.この水道管を用いた水冷装置により,夏季の冷房負荷と給湯エネルギーが削減できます.冬季では,住宅内における余熱を用いて,融雪水を温めます.
後藤さんの作品の受賞理由は,住宅における余熱の回収システムにより,北陸地方の住宅における快適性が向上し,同時に省エネが実現できることです.
また,今回の表彰式において,多くの大学生達との交流が深められました.この経験により,建築設計に対する創作意欲が各段に高まったことで,今後の活躍に期待できます.

橋梁の老朽化対策に関する学生向け学習会を開催しました

2021.11

令和3年11月18日(土木の日)に,標記の学習会を開催しました.午前中に福井大学建築・都市環境工学科の3年生38名,午後に福井高専環境都市工学科の5年生37名が受講しました.
講義の部では,国土交通省福井河川国道事務所 福島克章副所長をお招きし,「道路の老朽化対策について」と題して講演頂きました.また,福井県コンクリート診断士会 山川博樹会長,本校特命助教 宮川清剛教員から,「福井県のコンクリート構造物の劣化について」,「鋼橋の劣化特性について」の講義を頂きました.現場実習の部では,本校の実習フィールドにおいて①打音調査・ひびわれ調査,②ASRの判定,③鉄筋探査,④超音波伝播速度測定,⑤中性化深さ試験の実習を行いました.この実習は,福井県コンクリート診断士会の方々に担当頂きました.
卒業後に構造物のメンテナンスに携わる学生もいます.本講座の内容を活かして卒業後にも活躍して欲しいです.

5年生文化体験日「エコクリーンセンター南越」の見学

2021.11

11月11日(木)の文化体験日に5年生は南越前町にある「エコクリーンセンター南越」の見学を行いました.日頃,家庭や事業所から出るごみ(一般廃棄物)がどのように処理されているかを見学することで,最新の処理技術(廃棄物発電)についても学習することができました.

2年生校外研修 北陸新幹線現場見学

2021.11

11月11日(木)の郊外研修では、環境都市工学科2年生40名と引率教員2名で北陸新幹線の3つの現場へ見学に行きました。駅舎(あわら温泉駅・越前たけふ駅)の現場と軌道工事現場を視察しました。鉄道・運輸機構のみなさんに工事概要を説明していただき、質疑応答も活発に行われました。この貴重な経験を今後の座学や実習にも活かせたらと思います。

4年生 文化体験日「福井駅前電車通り北地区A街区市街地再開発現地説明」

2021.11

11月11日(木)の文化体験日に、4年生は「福井駅前電車通り北地区A街区市街地再開発」の現地説明会を実施していただきました。施工現場が一望できる会議室において、事務局の方から詳細な説明を受けて、福井駅前の都市開発について詳しく学ぶことができました。

卒業研究の中間発表が行われました

2021.11

10月28日と11月4日の2日間にかけて、環境都市工学科の5年生が卒業研究のこれまでの成果の発表を行いました。全部で27テーマの発表が行われ、活発な議論が交わされました。

3年生が研修旅行に行きました

2021.11

環境都市工学科の3年生が研修旅行に行きました。今年は福井県内で行われ、1日目は足羽川ダム、2日目は新幹線の建設現場で研修を行いました.

学生がテクノフェアでシーズ発表

2021.10

10月21日から21日にかけ、福井県産業会館及びウェブのハイブリッド方式で北陸技術交流テクノフェアが開催され、専攻科2年生30名が研究シーズを発表しました。環境都市系(土木系)の専攻科2年生6名は、環境、構造、防災等をテーマに熱心に説明していました。

校外実習報告会および審査会

2021.10

10月18日(月)、4年生が夏期休業期間中に企業などで実施したインターンシップについての報告会が開催されました。3年生もリモートで別会場にて聴講しました。発表時間は一人4分間と短い時間でしたが、実習で学んだことをしっかり報告していました。

デザインコンペティション 構造デザイン部門学内予選

2021.10

12月4日(土)呉工業高等専門学校で行われるデザインコンペティション構造デザイン部門へ応募する1チームを決める学内予選が10月5日(火)に行われました。
3チーム18人が参加し、紙の橋で50kgの荷重に耐え、5kgの砲丸が橋を渡れる軽量な橋について競い合いました。

体育祭で環境都市工学科が優勝

2021.9

9月28日(火)、本校の第56回体育祭が開催されました。環境都市工学科の黄組が競技の部、応援の部の両部門で優勝し、総合優勝を果たしました。

福井高専「キャンパスツアー2021」が行われました

2021.9

キャンパスツアー2021が行われ、環境都市工学科では水理ブース、地震工学ブース、建築構造計画ブース、建築計画ブース、UAVブース、環境工学ブース、コンクリート工学ブース、防災ブース、建築ARブースが出展されました。ツアーに参加された方は3つの実験しかみることができなかったので、9つの実験の様子を環境都市工学科ホームページのトップにアップいたしました。

フクイ建設技術フェア2021にブース出展しました。

2021.9

令和3年9月8日,9日の2日間で開催されたフクイ建設技術フェア2021に環境都市工学科のブース出展を行いました。来場された方には,現在,環境都市工学科の教職員が取り組んでいる教育・研究活動等を紹介しました。コロナ禍のため以前ほどの来場者はありませんでしたが,地元に残って活躍している卒業生と久しぶりに再会することができました。2日間,お疲れ様でした。

UAV(ドローン)を用いた三次元地形モデル作製講座を実施しました。

2021.9

本講座は,社会人を対象とした講座であり今年で5回目の開催となります。本講座は,福井県内の建設技術者を対象としてUAV(ドローン)を活用できる人材を育成することを目的としています。9月1日当日は,写真測量の概念やUAV(ドローン)を用いた現地調査支援の事例紹介(講義),UAV(ドローン)の飛行訓練と空撮,空撮画像の処理に関する演習を行いました。参加頂けた技術者の満足度は高かったです。各企業で空撮に関する技術相談等がありましたら,ぜひ,お声掛け下さい。

クラフテックラボ(作って学べるぼうサイエンス)を開催しました

2021.8

8月29日にクラフテックラボ「作って学べるぼうサイエンス」の講座が開催され、小学生と中学生20名が参加しました。災害からまちを守るというテーマのもと、地震による地盤災害と構造物被害について実験を交えながら学びました。「地震で怖いのは被害の現象を知らずパニックになり、正しい判断ができないことだと思った」という感想もあり、災害を学ぶことが防災に繋がるということも感じてもらえたことと思います。

クラフテックラボ(建築をMRで体験しよう)を開催しました

2021.8

福井高専が主催するクラフテックラボとは、ものづくりを通して、将来の研究者(ドクター)を発掘・育成するためのプロジェクトです。8月29日に「建築をMRで体験しよう」の講座が開催され、小学生と中学生10名がHololensというゴーグルをかけて実在空間に建物のホログラムをうつしだすという、ちょっとSFのような体験をしました。

建築計画に関する講演会の実施

2021.7

2021年7月30日(金)に,環境都市工学科3年生41名を対象として,講演会が開催されました.講師は,京都大学名誉教授の宗本順三先生です.講演会の内容は,3年生の学生達が設計した住宅に関して,3分間でプレゼンテーションすることから始めました.それぞれのプレゼンテーションに対して,宗本先生から南側採光の不足など厳しい指摘がありました.想定外の指摘が続けてあったため,学生にとっては講演会は刺激的なものとなりました.講演会の最後に宗本先生から住宅設計に関するアドバイスを頂きました.そのアドバイスは「住んでいる人の立場から,必要となる空間および機能を住宅に組み込むことが必要である.」と言うことでした.今回の講演会を受けて,3年生の学生達はスチレンボードを用いた模型の製作に取り組みます.なお,今回の講演会の開催に当たっては,三菱みらい財団からの支援を頂き,実施できました.

先輩講座を行いました

2021.7

7月16日(金),環境都市工学科1年生の専門基礎Ⅰの授業を利用して先輩講座が開講され,本学科卒業生の3名が講演をしてくださいました.学生たちは,市役所,建設コンサルタント,ハウスメーカーといったそれぞれの分野で活躍している先輩方の話に聞き入り,活発な質疑応答が行われました.
聴講した学生からは「卒業後の自分を思い描くことができた」「今後の進路選択のための貴重な情報を得ることができた」といった声があがりました.今回の先輩講座は,進路について考える大変貴重な機会になったと思います.この経験が刺激となり,これまで以上に勉学に励んでくれることを期待しています.

ミニ実験を行いました

2021.7

7月1日(木),8日(木)の環境都市工学科1年生の専門基礎Ⅰの授業にてミニ実験を実施しました.今回は「モルタルをつくろう」と「防災と液状化について学ぼう」の2つの実験を行いました.「モルタルをつくろう」では,用意された型にモルタルを流し込むのに,水・セメント・砂がどれだけ必要なのかを計算し,グループのメンバーと協力してモルタルを作製しました.「防災と液状化について学ぼう」では,防災に関するクイズ,液状化被害を再現する「エッキー」や地震時の建物の揺れ方を学ぶ「かみぶるる」を用いて被害発生のメカニズムについて考えました.
学生からは「計算が難しかったけど,授業で習った密度のことがよくわかるようになった」「モルタルという言葉を聞いたのは初めてだったけど,身近な材料だと知れてよかった」などの声があがりました.まだ専門的な知識が乏しい1年生ですが、クイズや実験を通して,建設材料や身の回りの防災について興味を持つ良いきっかけになったと思います。

福井県社会基盤メンテナンス推進協議会のキックオフ会議を開催しました

2021.5

令和3年5月20日,福井高専環境都市工学科棟デザインアトリエにおいて,福井県社会基盤メンテナンス推進協議会を開催しました。開会に先立ち,本校の実習フィールド(架け替えに伴い集められた実物橋梁の展示スペース)を見学しました。令和3年4月,福井県道路保全課の協力のもとで福井県内に架けられていた橋梁(RC桁と地覆を展示しました。また,樋口教員設計の初期欠陥擁壁の説明も行いました。今後も,福井県内の損傷部材を収集し,社会人のリカレント教育や学生の教育に活かしていきます。また協議会では,田村隆弘 推進協議会会長(本校校長)の挨拶の後,①FIMEP(福井県インフラメンテナンス教育プロジェクト)の概要②舞鶴高専に採択された文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」における「KOSEN型産学共同インフラメンテナンス人材育成システム」の概要③令和3年度のFIMEPの活動内容(基礎講座,実務家教員養成講座の開講)④FIMEPの今後の活動について,意見交換を行いました。今後も福井県の建設技術者のために,また,若手技術者育成のために,協議会でのご意見・ご助言を受けて,本プロジェクトに取り組んでいきます。

福井県の公共事業を学ぶ校外研修を行いました

2021.5

 5月21日(金)に環境都市工学科1年生41名と引率教員3名で、専門基礎Ⅰの授業を利用して福井県の公共事業を学ぶ校外研修を行いました。まず、福井土木事務所において職員の方より土木と建築に関する職務内容の説明をお聞きしました。つぎに、新幹線と道路が橋脚を共有する全国初の一体橋である新九頭竜橋の建設現場と、切り妻屋根の土蔵をデザインに取り入れた一乗谷朝倉氏遺跡博物館の建設現場を訪問し、施工会社の方より構造や材料の特徴に関する説明をお聞きしました。あいにくのお天気でしたが、完成後には見られない構造物内部を見学することができ、当学科の先輩技術者の活躍も目にする貴重な体験となりました。なお、この見学会では学科創設50周年事業の基金を利用させて頂きました。

林田技術職員と小木曽技術職員が「令和2年度KOSENフォーラムプレ教材コンテンツコンテスト」において,理事賞と教員賞をそれぞれ受賞されました

2021.4

 本学科で行う実験実習をご指導いただいている,本校教育研究支援センターの林田技術職員と小木曽技術職員が「令和2年度KOSENフォーラムプレ教材コンテンツコンテスト」において,理事賞と教員賞をそれぞれ受賞されました.今回のコンテストは,令和2年度に遠隔授業で使用した動画コンテンツが審査の対象となっていました.コンテストでは全国の高専から数多くのエントリーがあった中,両氏は本学科の教員と共同で制作した遠隔実験実習用の動画コンテンツでエントリーし,各賞を受賞されました.

1年生が学科棟を見学しました

2021.4

 4月15日(木)3限目,環境都市工学科1年生の授業である専門基礎Ⅰにおいて学科棟の見学会を行いました.3班に分かれて棟内外の実験室や実験装置を見学し,これから座学以外で学ぶ内容を予習しました.

令和2年度卒業式・修了式が行われました

2021.3

 3月18日(木),越前市文化センターにおいて卒業式・修了式が行われ,環境都市工学科からは44名の学生が卒業しました.今年の卒業生は,環境都市24期生です.卒業生のうち,31名は県内外の企業や官公庁に就職し,13名が大学3年次編入や本校専攻科に進学します.それぞれの進路先でも活躍を期待しています.

インフラテクコンで地域賞を受賞しました

2021.3

 第1回インフラマネジメントテクノロジーコンテスト(インフラテクコン)は,公共インフラのレジリエンスの確保という地域社会の課題に対し,高専生がその解決の糸口を発見するアイデアを競い合うコンテストであり,環境都市工学科5年生で構成される4チームがエントリーしました.一次審査には全国の17高専から30作品の応募があり,7高専の8作品が書類審査を通過しました.そして最終審査では,最優秀賞1作品,優秀賞1作品に次ぐ,地域賞に福井高専のチーム名「えちもりインフラーズ」の作品が選出されました.表彰式は3月15日にオンラインで行われ,えちぜん鉄道の木製まくらぎの劣化と列車走行時の噴泥の問題に対し,AIを用いた劣化モニタリングと丸太を用いた地盤補強技術を用いて持続可能な鉄道事業を目指すアイデアを発表しました.なお,惜しくも敗者復活チームとなった2チーム「ROSANJIN,麒麟」には企業賞が授与されました.

スティール・タワー・コンペティションを行いました

2021.2

 環境都市工学科5年生の授業である構造デザインでは鋼製のタワーを建設するコンペティションを実施しています.スカイツリーの完成により電波塔としての役目を終えた東京タワーを解体した鋼材をリサイクル利用し,福井県の沿岸に建設する新たなタワーを福井県土木部にプロポーザルするというテーマ設定であり,約10名の4チームが高さ200mの100分の1縮尺のタワー模型を作製し,コンセプト作り,設計計算,積算,部材発注,施工,プレゼンテーションの一連の工程を実践します.タワーの建設時間と建設作業員の人数より算出する建設費用と,タワーの重さと載荷試験のたわみ量より算出する構造費用の合計が最も少ない,経済性を追求したチームがコンペの優勝者となります.
 2月4日に建設時間の計測と載荷試験を行う競技会を開催した結果,総費用9,200万円のCチーム(作品名:やまだデラックス)が2位のDチームの1億6,400万円を抑えて総合優勝となりました.なお,学生と教職員による外観投票の結果,タワー部門ではBチーム,ポスター部門ではAチームがそれぞれ1位となりました.

班対抗ブリッジコンテスト王者決定戦を行いました

2021.2

 環境都市工学科3年生の実験実習テーマの1つであるブリッジコンテストは,2000年度よりスタートして今年度で21年目を迎えました.毎年,ほぼ同じ材料(バルサ板,木工用ボンド,綿糸)とルールで支間長500mmの橋を作製し,強さ(載荷試験の耐荷重÷橋の重さ)と美しさ(学生同士の投票)を競い合う個人対抗のコンテストです.これまで843名の学生が歴代トップ50位内にランクインすることを目指し,今年度は2名がランクインしました.
 2月26日に,実験実習の経験を活かし,個人で作製したブリッジよりも,さらに美しく,軽量で強度のある作品を班の全員が協力して作製する班対抗ブリコン王者決定戦を行いました.その結果,6班のうち4班が歴代トップ50位内に見事ランクインしました.なお,このコンテストは三菱みらい育成財団の助成事業の一環として実施されました.

北陸新幹線の橋梁建設現場見学会を行いました

2020.12

12月12日(土)に、環境都市工学科3年生の30名と引率教員2名で、北陸新幹線の3つの橋梁建設現場へ見学に行きました。最初に見学したのは、石川県加賀市で国道8号線を跨ぐ細坪架道橋です。この橋はエクストラドーズド橋と呼ばれる形式の橋で、あいにくの雨の中でしたが、仮設足場を上って主塔の頂上からの景色を堪能しました。2カ所目の見学先は福井市内で北陸自動車道を跨ぐ福井架道橋、3カ所目は越前市内で北陸自動車道を跨ぐ武生架道橋でした。福井架道橋、武生架道橋は、ともに合成桁と呼ばれる形式の橋で、夜間の送り出し工法で架設されたものでした。3カ所目の武生架道橋建設現場では、鉄道・運輸機構で働く本校卒業生の島脇さんと市橋さんからも説明を受けました。なお、この見学会は、三菱みらい育成財団の助成事業の一環として実施されました。

「デザコン2020 in 名取」参加報告

2020.12

12月5日(土)・6日(日)に名取市で「第17回全国高等専門学校デザインコンペティション」が開催されました.本学科からは構造デザイン部門 1チーム(Structural Design研究会(環境都市工学科学生9名)),空間デザイン部門4件,AMデザイン部門 1チーム(環境システム工学専攻(環境都市系)1名を含む4名)がエントリーしました. 構造デザイン部門では,長さ900mm,高さ150mm,奥行200mmの範囲内に収まる寸法で,50kgの集中荷重に耐えられる紙製のブリッジを製作するというテーマでした. そのため,試作品を作っては壊し,改良を加えては壊しを繰り返し,自分たちの理想のブリッジ「律」を完成させました.「律」は50kgの荷重に耐えて35チーム中7位でした.今後もチャレンジしていきます.また, AMデザイン部門では, 3Dプリンターを利用して,ネイルチップを提案し審査員にアピールしましたが 入賞には至りませんでした.なお,詳細につきましてはHP(http://デザコン.com/)をご覧ください.

演舞披露会で環境都市工学科が優勝

2020.11

令和2年11月22日(日)に、コロナ禍により中止となった体育祭の代替イベントとして「演舞披露会」が本校第一体育館で開催され、環境都市工学科が優れた団結力で優勝しました。

橋梁老朽化対策講習会を行いました

2020.11

令和2年11月19日(木)に、橋梁の老朽化対策に関する現場講習会が、環境都市工学科棟で開催されました。将来の技術者として構造物の建設・維持・管理技術を学ぶ学生に、橋梁の老朽化対策に関する技術を学習してもらうことを目的に、福井県道路メンテナンス会議が主催したもので、環境都市工学科5年の学生44名が参加し座学・実習を行いました。同学科棟横の敷地には、「KOSEN-REIM事業(KOSEN型産学共同インフラメンテナンス人材育成システムの構築)」に共同参画する同校が、令和元年度に設置した劣化構造物が常設されており、この劣化構造物の部位を用いて、学生は非破壊検査機器等の実習を行いました。

環境都市工学科の6名の学生達が来年度福井県を中心に開催される北信越総体の カウントダウンボード(筐体)を作成しました

2020.10

カウントダウンボードは,筐体と電光掲示板で構成されます.今回,福井テレビが作成過程を取材し、その内容を10月17日(土)午後5時15分~30分に「輝け!ふくいチャレン ジャー」で放送されました.完成したカウントダウンボードは2020年11月上旬からJR鯖江駅に設置される予定です.

福井高専「キャンパスツアー2020」が行われました

2020.9

キャンパスツアー2020が行われ、環境都市工学科では水理ブース、構造材料ブース、UAVブース、地震ブース、建築計画ブース、環境ブースが出展されました。

吉田研究室の学生5名が合同ゼミで発表

2019.12

本科5年の市橋さん、岩崎君、スポジト君、橋本君、山本さんの5名がラポーゼかわだで開催され地震工学に関する4大学・1高専合同ゼミの幹事を務め、3名が研究成果を発表しました。

宇宙アイデアソンでちぢまるチームが優勝

2019.11

宇宙アイデアソンは、県内の学生による”宇宙の衣食住”をテーマにしたコンペです。宇宙でのくらしに役立つようなものや製品について、様々なアイデアが検討されました。環境都市工学科の学生が2019年に優勝しました。

全国高専デザインコンペ2019:2チームが出場

2019.12.9-10

12月9日と10日の「全国高専デザインコンペティション2019」に構造部門から2チームが出場し、全国の高専生と建設構造物等の作品対決を行いました。

3年生が中国地方に研修旅行に行きました

2019.11

環境都市工学科の3年生が研修旅行で島根、鳥取、広島を訪れ、3日間の研修の後、2日間の自主研修を行いました.

体育祭で環境都市工学科が優勝

2019.8

体育祭では、環境都市工学科を中心とする黄団は団結力と体力に優れており、何度も連覇を成し遂げてきました。令和元年も優れた団結力で総合優勝を果たしました。

吉田研究室の学生が第38回地震工学研究発表会で発表

2018.10

専攻科2年の勝見君が東京大学生産技術研究所で開催された第38回地震工学研究発表会で研究成果を発表し,査読付き論文にまとめました.

吉田研究室の学生が第17回木材利用研究発表で発表

2018.8

専攻科2年の松浦君が土木学会講堂で開催された第17回木材利用研究発表で研究成果を発表し,査読付き論文にまとめました.

2年生の三浦君が建築甲子園で奨励賞を受賞

2017

日本建築士会の主催による2017年「建築甲子園」に応募し、153作品の中から「ヤドカリハウス」が奨励賞を受賞しました。

建築合同評議会で中井悠仁さんが”優秀賞”を授賞

2015.12.12

去る2015年12月12日、日本建築学会北陸支部福井支所主催の建築設計合同コンペにおいて、本学科5年の中井悠仁さんが優秀賞(作品名:木の実のように成長していく小学校)を受賞しました。

捨てる雪を活用!伝統技法「版築壁」の制作

2016.1.27

1年生の科目「ものづくり科学」で雪を使って「版築壁」を制作しました。B4:考えてつくる(茶室の設計)のグループの参加学生19名は、茶室コンペを終了後、福井県では身近な雪を活用して建築の伝統技法を実践する体験を行いました。