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産官学連携国家資格「技術士」最年少合格（福井高専卒業生）
文部科学省所管の国家資格「技術士（建設部門）」の試験に、建設コンサルタントの株式会社帝国コンサルタント（越前市）に勤務する西野亜海さん（２６）が、記録が残る１９５８年以降、最年少（受験時２５歳）で合格しました。
西野さんは福井高専に在学中、理工系大学卒業程度の専門的学識などを確認する１次試験に合格しました。２次試験を受験するには原則４年以上、技術士補の業務に従事することが必要で、同社に入社してから実務経験を積み、昨年１１月の筆記試験を突破し、今年１月の口頭試験に挑戦して見事合格しました。昨年度の同部門の合格率は10.4％でした。
現在、西野さんは、８月の記録的大雨の影響で堤防決壊や護岸破損が発生したメカニズムを踏まえ、再発防止のための設計に意欲的に取り組んでいます。
校長室にて記念撮影：西野さん（前列右）
