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福井高専同窓会「進和会」が設立50周年記念祝賀会を開催

11月5日(土)に福井県国際交流会館にて、福井高専の同窓会組織である進和会の設立50周年記念祝賀会が、福井高専の田村隆弘校長、福井高専の立地する鯖江市の佐々木勝久市長と越前市の山田賢一市長のご臨席の下、盛大に開催されました。記念式典では、進和会の50年の歴史が紹介され、福井高専の内藤敏夫初代校長が「進和会」と命名されてからこれまでの歩みが説明されるとともに、歴代会長へ感謝状が贈呈されました。
その後、進和会主催の「福井工業高等専門学校 3期生 特別卒業式」が挙行されました。これは、学生運動の激化により中止となった、1972年3月18日の福井高専第3期生の卒業式を、進和会設立50周年を記念して執り行ったものです。式では、工業化学科3期生の前川忠博氏が数日前に自宅で発見した当時の卒業証書を持参し、田村校長から改めて手渡されました。そして来場した3期生には、特別卒業式の証書と記念品が田村校長から手渡されました。その後の代表謝辞で、前川氏は大きな感動と深い感謝の気持ちを述べ、会場から大きな拍手が送られました。
続いての記念講演会では、電子情報工学科28期生であり、株式会社ZOZO NEXT取締役で、来年度開校予定の「神山まるごと高専」の校長に就任される大蔵峰樹氏が「私が感じた社会における高専のポテンシャル」と題して講演しました。その中でこれからの高専が向かうべき方向などを話されました。
コロナ禍で久々に顔を会わせた同窓生や退職教職員も多く、参加者からはこのような機会の大切さを改めて感じたという感想も聞かれました。また、学校と同窓会、双方の発展には、両者の連携・協力がますます重要であることを認識した祝賀会となりました。

田村校長と特別卒業式に参加した同窓生ら

│ 2022年11月23日 │

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