総合情報処理センター

教育用電子計算機システム

教育用電子計算機システムは、平成27年3月に更新しました。

新システムではネットワークブートシステムを導入しました。ネットワークブートシステムとは、クライアント端末の内蔵ハードディスクからではなく、サーバ上のハードディスクに保管されているブートイメージを使用してクライアントを起動する仕組みです。クライアント環境の標準化・一括管理が可能で、利用者はどのクライアント端末を使っても同じ環境で利用できます。また、利用終了後端末をシャットダウンしておけば、再起動される際にブートイメージをロードするので、利用者が誤操作をしたとしても環境が復元され、常に同じ環境での利用が可能です。また、Windowsの更新情報やサービスパック適用及び、新たなソフトウェアの追加作業等が非常に簡素化され効率的です。

新システムは150台のクライアントパソコン、8台のネットワークプリンタと8台のサーバ群により電子計算機室ネットワークを構成しています。クライアントパソコンは第1演習室に48台、第2演習室に7台、第3演習室に50台、第4演習室に45台を設置しており、同時に3クラスの授業で利用できます。サーバ群は、ネットワークブートサーバ、認証サーバ、ファイルサーバ、プロキシサーバ、プリンタサーバの機能を担い、負荷分散と冗長化を図っています。

プログラミング言語環境をはじめとして教育利用においてフリーソフトで十分に対応できるものはフリーソフトを導入しました。CAD利用環境として、Auto CAD 2015、SolidWorks(教育版) を整備しています。