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福井高専ビジネスアイデアコンテスト2020を開催

去る12月12日(土)に福井高専主催で、将来の福井県を牽引していく起業家(アントレプレナー)の育成を目的とした「福井高専ビジネスアイデアコンテスト2020最終審査会」が開催されました。本コンテストはKDDI株式会社の共催、並びに福井高専地域連携アカデミア、NPO法人エル・コミュニティ、㈱jig.jp及びふくいオープンイノベーション推進機構の後援をいただき、さらに福井県からは令和2年度「FAA学ぶなら福井!応援事業」として一部予算の補助の下実施されました。当日は第1次の書類選考を通過した10チーム(学生16名)が参加しプレゼンテーションを行いました。審査は、外部の有識者6名を含む総勢7名で行い、「社会貢献性」、「実現可能性」、「プレゼン力」、「独創性」の4項目を観点に評価を行いました。審査の結果、グランプリには『 「Labocket」-XRによる理科学習サポートアプリケーション- 』、準グランプリには『 「SASOKA」-ICカードで借りるレンタル傘サービス- 』、審査員特別賞には『 「安全アラート」-土砂災害から守るシステム― 』が選ばれ、それぞれ賞状と副賞の目録が授与されました。審査委員長からは、コンテスト全体として高専生らしい課題設定を行い、その課題を自分たちの可能な技術等で解決しようとしている中でのアイデアが多く、大変に良かったとのお褒めのお言葉をいただきました。さらに、今後は実際のビジネスとして動かすために何が必要か、お金を儲けるためにはどう運用していくのか学習してほしいことや、相手が理解しやすいプレゼンテーションの方法を学んでほしいとの総評をいただきました。福井高専では、来年度も引き続き本コンテストを開催し、起業家(アントレプレナー)育成の契機の場として定着させていくことを検討しています。

グランプリ『「Labocket」-XRによる理科学習サポートアプリケーション-』の発表


準グランプリ『「SASOKA」-ICカードで借りるレンタル傘サービス-』の発表


審査員特別賞『「安全アラート」-土砂災害から守るシステム―』の発表


記念撮影 皆さん、お疲れ様でした!

│ 2020年12月15日 │

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