第5回(2008年度)関数グラフアート全国コンテスト・結果発表
作品 | 部門 | 作品名 | 作者名 |
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自由部門 (静止画) | 「天壇」 | 光田 梓 (松山南高校) |
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自由部門 (静止画) | 「富士山」 | 角田裕樹 (光が丘中学) |
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自由部門 (静止画) | 「F1」 | 山本彬裕 (福井高専) |
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自由部門 (静止画) | 「マトリョウシカ人形」 | 高橋泰子 (石川高専) |
講評
2008年度実施の第5回関数グラフアート全国コンテストは、800名を超える参加者を得ました。今回の全国コンテストに参加された学生、生徒の皆さんに感謝したいと思います。また、校内やクラス内での選考等いろいろご尽力いただいた教職員の皆さんにも厚くお礼申し上げます。
全国コンテストの本審査には、各校・各クラスから選ばれた80作品の出品がありました。その中の21作品が、1次審査を通過して2次審査に付されました。全国実行委員会の審査員による2次審査の結果、最優秀作品には福井高専3年の丸山裕士君による「富士」と柳本聡君の「ワイングラス」が選ばれました。「富士」は細かい直線を組み合わせて浮世絵のような雰囲気を醸し出した作品でした、「ワイングラス」は簡単な曲線を用いてグラスの中で揺れる液体をうまく表現していました。特別賞として、石川高専1年の荻澤さくらさんによる「牛」が選ばれました。「牛」は媒介変数を用いて柔らかな曲線と黒い模様とで親しみ易い家畜を描いていました。また、優秀作品に、中学生1名、高校生1名、高専生2名の作品が選ばれました。どの作品も関数の定義域をうまく指定して直線や曲線を本当にきれいに配置しています。更に、佳作として14作品が選ばれました。入賞した作品はどれも、本大会が目指す「アイデア、芸術性、関数の使い方の巧みさ」が十分に発揮された見事なものになっています。
本大会の入賞作品または応募作品については、全国コンテスト実行委員会の下記ホームページにて公開させていただくことがあります。また、今大会の講評その他についてもこのホームページ等を通じてお知らせいたします。
http://www.ge.fukui-nct.ac.jp/~math/graph_art/
次回大会についてのご意見等もお寄せください。この大会を支えて頂きました各方面の皆さまに感謝いたします。
福井工業高等専門学校 坪川武弘